キレイで健康な歯を維持するためには、予防が大切です。
【フッ素塗布】
歯科医院にて、歯にフッ素を塗布して、むし歯を予防する方法です。
年に3回〜4回行うことで、十分な効果を得られます。
保険と保険外でのフッ素塗布がありますが、ほとんど変わりません。
13歳未満でむし歯が多く、歯科医院で予防の指導を受けているお子さんが保険診療でのフッ素塗布の対象となります。
【シーラント】
フッ素塗布で歯を守るのと同様、シーラントは、奥歯にプラスチック製の材料を埋め込んでむし歯予防をする方法です。
何回も歯科医院に通わず、だいたい1回で済みます。
【ブラッシング】
ブラッシングには、各年齢に応じた方法があります。
小さい頃は、お父さんやお母さんに磨いてももらい、その後自分で歯ブラシを持てるようになったら、仕上げ磨きをしてもらいますよね。
そして、大きくなるにつれて、自立磨きへと移行してきます。
当院では、ブラッシングの指導をしっかりと行っております。
どういう風に磨いてあげたらいいのか分からないという保護者の方や、むし歯にならないための磨き方などお気軽にご相談ください。
フッ化物入りの歯磨剤を選んでくださいと言われたことはありませんか?
歯磨剤は、ブラッシング同様、年齢ごとに変えていく必要があります。
3歳未満の子どもであれば、歯磨剤を飲み込んでしまうこともあるので、フッ化物が低濃度のものと高濃度とを使い分ける方法もあります。
4歳にもなれば、ぶくぶくうがいも出来るようになるため、歯磨剤を飲み込まずに口をゆすぐこともできるようになります。
市販でもどうゆうものを選べばよいのか分からない場合は、当院にお気軽にご相談ください。
現代の子どもは、家に常に甘いお菓子やジュースがあり、本当の間食(おやつ)というのがどういうものなのかというところが薄れてきています。
もちろん、子どもにとって間食は必要で、胃の容量が小さいのでエネルギーを支えることができないから間食を摂るのです。
では、どんな間食が適しているのでしょうか?
子どもにとって、必要な栄養が摂れているのかを考えなければなりません。
ビタミンが不足しているなぁ、鉄分をあんまり摂取していないなぁなどと考え不足しているところは、間食で補う必要があるのです。
このように、本来の間食という意味を考えると、現在の甘いお菓子やジュースは自然と食べる回数も時間も減ってくるのでは?と思います。
もう一度、間食について考えてみませんか?
子どもの身体を思い、むし歯のない歯を作るために…
当院では、この10年でむし歯の数が減り、むし歯のない子供が増えました。
歯みがきクラブの活動やスタッフの予防の取り組みのお陰だと思っております。
【1998年】
【2000年】
【2010年】